YSKだより
空未さんへの手紙
2015.09.17
久しぶりに熊本の実家に帰り、故郷の懐かしい空気を腹いっぱい吸い、宇城市不知火美術館で開催中の清原武則展会場では、おじいちゃんの絵の溢れんばかりの色彩と叙情に抱かれすべてを忘れ甘えていたんだろう。
最近、宇城の隣の島原で明治から昭和にかけて教会を造り続けた建築家、棟梁で大工の鉄川与助の功績を知り、私も足が良くなったら、空未さんの生まれ育った宇城でおじいちゃんの絵に会い、鉄川与助の働いた島原を訪ねたくなりました。
震災と原発事故直後に単身で福島へ移住し一念で始めた空未さんの設計活動はもう5年目を迎える。今年がまとめの一年だとか。横浜に戻ったらその貴重な仕事や体験を聞きたい、故郷に似ているという福島を仕事の合間に満喫して帰ってきて下さい。
(ジジゾウ)