ごあいさつ

横浜市建築設計協同組合(YSK)は2022年に創立40周年を迎えます。

YSKは「横浜を中心に活動する地域の設計集団」として昭和57年に組合を設立し、約40年間の設計活動を行ってまいりました。

総勢33社、120名を超える1級建築士を擁し、意匠、構造設計を中心に、電気、機械設計をYSS(横浜市設備設計)と共に行う体制としています。この間、横浜市の小中学校500余校の耐震診断、耐震補強設計や2,700件を超える多くの横浜市公共施設の改修改造などの維持保全業務、建物の長寿命化に係わる長期修繕計画や建築基準法12条点検等の業務にも係わってまいりました。また市民からの要望を受けて、組合員の応募による住宅コンペを実施して、3件の住宅の設計監理を実現することが出来ました。

建築の先進事例の見学会、木材利用促進の講習会や見学会、学校建築を中心とした公共建築の今後について考える建築セミナー、海外や国内の話題となる建築や街づくりの研修会等、組合員の技術の研鑽を常に実施しています。また、顧客満足度や設計成果品の品質向上に向けてISO9001を活用し、品質目標を設定し、内部監査や見直し会議、外部監査を通して技術と信頼性の向上に取り組んでおります。

加えて、環境問題への理解を深めSDGsの実現、脱炭素社会に向けての理解を深めるために研修会、セミナー等への積極的な参加を促し、委託事業等を通しても積極的な取り組みを行っております。組合員の多くは横浜市建築局優良建築設計者表彰や神奈川建築コンクール優秀賞等を数多く受賞しています。

今後も横浜市公共建築100年を迎えた中で、横浜市の街づくりの一環として、新たな公共建築物の創造や維持保全に努めてまいります。横浜を世界に誇れる美しい街にするという想いを込めて活動してまいりますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。